人権無視のゴミ捨て場病棟 2.ただ死を待つだけ

このお話は2012年(平成24年)12月から2月に経験した過去の出来事。
しかし、生きていく上で決して忘れてはいけないことだ。
忘備録として記録することにした。

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12/19.ゆり形成内科整形

ゆり形成内科整形クリニックに転院することになった
悪名高い若葉病院と同じ系列病院。三重中央では相当嫌われたようだ。

噂通り入院環境は悲惨だ。
ベットのマットはカチカチでお尻が痛い。
ナースコールがない。
清拭がない。
着替えがない。
シーツ交換もない。
体位交換は、6時間おき。
紙おむつは指定のもの購入。

家族からの電話の取次ぎもない。
死ぬまで入浴がない。
死ぬまで歯磨きがない。

看護師はいつもタバコを吸いに行く。病棟にはほぼいない。医者の姿も見ない。
痰が絡んでいても定時でなければ吸引はしない。もう病院じゃない。
人権無視
ただ死を待つだけの病院だ。

そんな中でリハビリの人に出会った。
うがい、カニューレの調整、部屋の窓を開けての換気、鼻くその掃除、置き時計、カレンダーの設置、今夜のテレビ番組の確認、
リハビリ以外のことを手伝ってもらった。
おかしな話だ。

ワイヤレスチャイム

握力がないため、ベットサイドに設置してあるナースコールを利用することはできない。
この病院では、対応する備品もないため、自宅から唇で操作するスイッチと、ワイヤレスチャイムを持ってきてもらった。
とても心強いアイテムだ。父親に感謝。

ルームメイト

入院中ずーっと部屋は2人部屋。
1人目は右半身麻痺のおじいさん。
ゆっくり左手で上手にご飯を食べている。
朝、ご飯の時間がかかる。と、スタッフが強引に食事介助を行なった。

案の定タイミングが合わずにご飯を吹き出した。
スタッフは「何を吹き出すのや、汚いなあっ」と逆ギレ。もうめちゃくちゃだ。
ルームメイトは夜高熱を出して肺炎起こした。誤嚥性肺炎だ。
翌日、スタッフに近い部屋に移動。
その夜、ベットから転落して意識不明…

たった1日で…もうびっくりです。

2人目はおしゃべりの好きなおじさん
たまに答えはズレてるけど、メリハリのある楽しい人だった。
この人も誤嚥から肺炎を起こし・・・
スタッフに近い部屋に移動。
朝方たんが詰まって意識不明…呼吸器につながれ寝たきりに

明日は我が身なのか???

12/30.こんなの病院じゃない

夜、たんが詰まってきて、ワイヤレスチャイムを押してみた。
でも、チャイムをどれだけ押しても音が鳴ってる様子がない!
結局、1時間後の定時の体位交換まで誰も来なかった。
事件が起こらなくてよかった。

翌日、確認すると…電源が切ってありました。
日没とともに今夜死ぬのかなと考えるようになった。
就寝の時間になると恐怖で眠れなくなった。
こんなの病院じゃない

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