4人の同行研修

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令和に変わり

平成から令和に変わり3つの訪問看護ステーションが事業撤退、制度の問題ですべて変更になった。
年明けて落ち着いてきたなと思ったら次は介護チームだ。
介護チームは高齢化も含めて人材は不足気味。
ほんのちょっとしたことで配置換えや退職が重なり、穴が開いてしまった。
新しい介護事業所に助けを求めることになった。

この春から夏にかけて新人ヘルパー4人の同行研修を行っている。
4月から22歳男性、5月から65歳男性、8月から22歳男性と35歳女性。
人材 不足の福祉の世界で4人も揃ったことはありがたいことだ。

説明は大変

重度障害の私は完全介助。指先一つ動かすことができない。
覚えていただくことは山のようにある。

消耗品、衛生や物品の管理はもちろん
目薬のさし方、目の拭き方、歯の磨き方・・・
どこにある???何を利用して???介助するのか
力の強さ、スピード、順番を説明する。

生活のスタイル

それぞれ自分の育った環境、生き方のスタイルが違う。
自分のスタイルを理解してもらうのは結構しんどい。

車椅子移乗や体位交換の考え方、トイレ、着替えの仕方、寝返りのスタイル。
痰の吸引、胃ろうと医療ケアも必須項目。

毎日のように新人研修が行われ倒れそう。
5年前にも4人の研修を行い体調崩して入院したこと思い出す。
しかし、泣き言を言っていられない。 人が集まってくれただけでありがたい。感謝だ。

自分のタイミングで眠り。
自分のタイミングで起き。
自分のタイミングで呼吸する。
自分の生活スタイルを知っていただくために毎日必死だ。
そんな暑い夏を過ごしている。

時間がかかる

22歳男性ヘルパーは紆余曲折の後、医療ケアの実地研修が終了した。
ようやく一人立ちだ。心強い味方ができた。

どうすればうまくいったのか???

その一方で65歳の方は断念した。
週2回、3ヶ月間根気よく対応したが、うまくいかなかった。
若い人は動きも機敏だし吸収が早い。
しかし、ベテランには若い人にはない人生の持ち味がある。
人生の先輩からいろ教えて欲しかった。どうすればうまくいったのか???謎だ。

新しい風

新しい仲間は新しい風を運んでくれる、新しい世界を教えてくれる心強い味方。
彼らは暖かい手を持った人たちだ。 必ず私の力になってくれるはずだ。

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